今月の庭仕事

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1月・2月の庭園管理と庭木の手入れ

1月・2月の庭園管理と庭木の手入れ

冬場の重要な庭仕事のひとつが、寒肥施肥作業です。骨粉や油かす、鶏糞や牛糞などの有機肥料と完熟堆肥を施します。できるだけスコップなどで深く広く掘り、土と良く混ぜて施肥します。
そうすることによって、固くなった土をほぐし、土中に空気が入ることにより、土が若返ります。また、肥料の効果もゆっくりと、長く持続します。

1月・2月の庭園管理と庭木の手入れ

石灰硫黄合剤は、この時期限定の万能薬です。
カイガラムシなどの発生を長期間抑えたり、殺菌効果も強いので、病気の発生も抑えることが可能です。是非行ってください。

1月・2月の庭園管理と庭木の手入れ

花木の多くは、主として短枝に開花します。徒長枝や長い枝には、花芽が多く見栄えの良い枝にするには、充実した短枝をできるだけ残し、弱い枝は切ります。また、徒長枝に短枝をつけるには、必要な基部の芽を5~6芽残して切り戻します。一度試してみてはいかがでしょう。

1月・2月の庭園管理と庭木の手入れ

この時期の落葉樹木は、葉がないぶんだけ、樹形の乱れが良くわかります。枯枝や絡んだ枝、込み入った枝、垂直に立った枝、ひこばえなど、不必要な枝を思いきって整枝剪定しましょう。通気性や日照が良くなり、庭もずいぶん明るく見えます。

3月・4月の庭園管理と庭木の手入れ

3月・4月の庭園管理と庭木の手入れ

植付け・移植の適期です!
日が長くなり、春特有の朝もやが見られるようになったら、
落葉樹や針葉樹は、植付け・移植の適期となります。
尚、常緑広葉樹については、4月まで待って行うと良いでしょう。

3月・4月の庭園管理と庭木の手入れ

芝生の目土入れも忘れずに!
芝生は3月下旬頃から新しい根茎を出します。
できれば新芽の出る頃までに、栄養分に富んだ土を薄くかけてやる、
“芝の目入れ”を行っておきましょう。
そうすることによって、1年中キレイなグリーンを保てます。

3月・4月の庭園管理と庭木の手入れ

宿根草は株わけをし、植え替えましょう!
宿根草の多くは、一度株を植付けると、毎年芽が出て花を咲かせますが、古くなると根が密集して、株がだんだん弱ってきます。
そこで、3~4年経った株は、株分けをし、植え替えるといいでしょう。
この時期に株分けをするのは夏・秋咲きの宿根草です。

3月・4月の庭園管理と庭木の手入れ

いよいよ春花壇の植込みです!
この時期になると、園芸店に春花壇用の苗がたくさん出回ります。下葉の黄ばんでいない、小ぶりで、且つ根張りの良い苗を選ぶようにしましょう。
植え込むときは、風のない暖かな午前中に植付け、たっぷりと静かに水をやりましょう。

4月・5月の庭園管理と庭木の手入れ

4月・5月の庭園管理と庭木の手入れ

4月は、落葉樹・常緑樹共、大部分の庭木の植替えができる貴重な時期です。庭の模様替えや配置換えなどを行うには、絶好の季節です。
また、古い根の詰まった鉢植えも、この時期に古い根をほぐし、新しい土に植え替えると良いでしょう。

4月・5月の庭園管理と庭木の手入れ

植物が動き出すと同時に、害虫も活動を始めます。
この時期の害虫はまだまだ弱いので、農薬の濃度も低く、少量で済みます。まだ早いうちに防除を心掛けましょう。
また、樹木の下の地面に、害虫の糞が落ちていないか良く観察するようにしてください。重要なのは、できるだけ早く発見することです。除草も早めに行うと、楽に済みます。

4月・5月の庭園管理と庭木の手入れ

花が咲き終わった後の樹木も体力を消耗していますので、軽く肥料を与えてやると、その後の成長や実の肥大も良くなりますので、忘れずに施してください。

5月・6月の庭園管理と庭木の手入れ

5月・6月の庭園管理と庭木の手入れ

植物が動き出すと同時に、害虫も活動を始めます。
この時期の害虫はまだまだ弱いので、農薬の濃度も低く、少量で済みます。まだ早いうちに防除を心掛けましょう。
また、樹木の下の地面に、害虫の糞が落ちていないか良く観察するようにしてください。重要なのは、できるだけ早く発見することです。除草も早めに行うと、楽に済みます。

害虫駆除と病気防除

5月・6月の庭園管理と庭木の手入れ

春に咲く花木は、花が咲き終わった後、すぐに剪定すると良いでしょう。
特にツツジやツバキ類などは、夏の剪定では、翌年の花芽を切り落とすことになるので、是非この時期の剪定を心掛けてください。
また、この時期は新梢が勢い良く伸びるので、徒長した枝や長年放置して樹形の乱れた枝も思い切って整理しましょう。

5月・6月の庭園管理と庭木の手入れ

花が咲き終わった後や剪定後の樹木は、体力を消耗しています。
必ずお礼肥を与えてやると良いでしょう。
その後の生長や翌年の開花も良くなります。
市販の固形肥料や化成肥料などを是非忘れずに与えてください。

10月・11月の庭園管理と庭木の手入れ

10月・11月の庭園管理と庭木の手入れ

10月に入ると日照も弱まり、気温も下がって植物の生長は止まりつつあります。10月・11月は、庭木の整枝を行うには最も良い季節です。特に刈り込みが必要なもの(生垣・玉物・仕立物など)には有効です。
ただし、花木の多くは、真夏(7月~8月)に花芽が作られるので花芽や枝ぶりに考慮しながら剪定を行ってください。

10月・11月の庭園管理と庭木の手入れ

果樹木は、10月に元肥として、乾燥鶏糞・油粕・化成肥料・硫酸カリなどを施肥しておきましょう。

10月・11月の庭園管理と庭木の手入れ

落葉はほとんど肥料にはならず、逆に病害虫の格好の越冬場所となったり、土壌を悪化させる原因となります。
早く焼却するか、処分しましょう。
通常、庭木には寒肥として1~2月に完熟堆肥と有機肥料を与えてください。

 

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